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文系醫學生の記録

北海道大學醫學科學生井上大輔が書いてゐます.

交ぜ書きの教育への悪影響

日本語の単語で、漢字を音読みで使うものを挙げると、

・本

・超

・訳す

・変な

・確たる

がある。品詞としては、名詞、連体詞、副詞、サ行変格活用の動詞、形容動詞になる。実は、日本語の単語で漢字一文字を音読みするのは、その文字が名詞かサ変動詞・形容動詞の語幹のときがほとんどなのである。この法則を実用的なルールとして述べるならば、

漢字一文字を音読みするのは、それが名詞・連体詞・副詞であるか、漢字の後のかながサ行か「な・に・の」か「たら・たり・と・たる・たれ・たろ」であるときにほぼ限られる

となる。

ところが、交ぜ書きをすると、このルールが破綻する。

・伴りょ

・石けん

・隠ぺい

は、みな漢字を音読みするが、上のルールからははみだしている。実際、小学生や中学生に教科書や新聞を音読させると、漢字を音読みするか訓読みするかの判別に苦慮する様子が見てとれる。交ぜ書きによってかえって日本語が難しくなっているように思う。

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