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文系醫學生の記録

北海道大學醫學科學生井上大輔が書いてゐます.

逆行的創造

・「用いる」の歴史的仮名遣いは長年「もちひる」とされてきたが、近年の調査で「持ち率る」が語源と判明し、結果「もちゐる」に改められた。

・戦前に制定された旧かな・カタカナ・文語体の法律の一部を改正するときは、その改正部分も旧かな・カタカナ・文語体で書く。

・生物学の実験のやり方が長年 in vivo (生体内で)、in vitro (ガラス器具内で) に分類されてきたところ、近年コンピュータ内で行うやり方が確立され、これに対して in silico (珪素内で) というラテン語の呼び方を与えた。

どれも、最新の知見・技術を昔の言葉に反映させ、昔の言葉を作り直すという営みだ。なかなかないことで、趣がある。これらを「逆行的創造」と呼ぶのはどうだろうか。

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