読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

文系醫學生の記録

北海道大學醫學科學生井上大輔が書いてゐます.

rib と costa

肋骨をラテン語では costa、英語では rib と呼ぶ。では英語で解剖学を勉強するならば costa という語は忘れていいのか、と言えば、そんなことは全くない。Iliocostalis muscle, subcostal vein, sternocostal triangle, と少し難しい言葉になると costa が用いられる。

英語の語彙が二層構造を成すのは有名である。日常的なものはゲルマン由来の語で表され、抽象的な・学問的なものはフランス語経由のラテン語由来の語で表される。Rib と costa で言えば、肋骨は日常的に知覚できるものだから rib であり、腸肋筋、肋下静脈、胸肋三角なんてものは医療関係者しか気にしないから costa を使うということだ。私の立場は、

・解剖学にまで二層構造を持ち込む必要はなかろう。

・よってラテン語の方が解剖学の勉強に便利であろう。

というものである。

広告を非表示にする