文系醫學生の記録

北海道大學醫學科學生井上大輔が書いてゐます.

北大医学科の手抜きの講義に抗議する

あるソフトウェアのマニュアルを読んでいる.説明のしかたはうまくない.だが,間違いは書かれていない.だから安心して読める.下手な説明でも,時間を注いで読むべきだとわかる.

今日はとある渾身の講義を聞いて,渇きが癒やされた.毎日毎時間この水準の講義を聞けるなら良い.だが実際は,他の講義の 9 割は,手抜きが過ぎる.配布資料に無数の間違いがある.医学の間違い以前に,言葉や綴りの間違いが多すぎる.「的を得る」とか「ふいんき」とかそういうのではなくて,病名・人名・薬品名・物質名・遺伝子名・解剖学名の間違いが多すぎる.なぜ辞書を引かないのか.

11 人出席する会議である 1 人が 5 分遅刻したら,損失は 50 分になる. 5 分 / 人 × 10 人で, 50 分だ.これと同じ増幅の過程が,医学科の講義にも起きている.教員が辞書を引く 5 分を惜しむせいで, 100 人の学生がそれぞれ 5 分を使って辞書を引くことになる.損失の合計は 500 分だ.なぜ辞書を引かないのか.なぜ Google 先生に聞かないのか.なぜ配る前に助教や秘書の添削を受けないのか.

診療や研究で忙しいから辞書を引けないのだろうか.それも良い.だがそれならば出席を取るべきでない.手抜きの講義しかできないならば,人を巻き込むべきではない.

[ 共和暦 224 年 10 月 5 日 5 時 78 分 ]

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